「口腔外科」とは文字通り、口腔(お口の中)の外科処置を行う科目です。
歯科医院では、虫歯や歯周病の治療だけでなく、お口の中の様々な疾患に対応しています。「歯は痛くないけれど、口の中に違和感がある」「親知らずが気になる」「顎が開かない」という方は、ご相談ください。
「口腔外科」とは、耳慣れない言葉かもしれませんが、下記のような様々な治療を行っております。
他の永久歯は通常13歳前後までに生え揃いますが、それからかなり遅れて、親知らずは20歳前後に生えてきます。綺麗に生えていれば無理に抜歯する必要はありませんが、まっすぐ生えることは珍しく、斜めに生えたり、真横に生えたりしてしまうことが多いです。傾いて生えた親知らずは、他の歯を圧迫して歯並びを乱したり、歯ブラシが届きにくく不潔になりやすかったりするなど、様々な悪影響をもたらします。
親知らずの抜歯がすすめられる場合
1. 生え方には問題がないが、歯磨きが上手にできない
2. 歯の一部だけなど、中途半端な生え方をしている
3. 横向きに生えてきてしまっている
4. 治療前のレントゲン写真で問題が見つかった
5. 他の歯を圧迫し、歯並びを乱している
親知らずを抜歯しない方が良い場合
1. まっすぐ綺麗に生え、歯磨きが問題なくできる
2. 妊娠中・授乳中の方
3. 特段、悪影響を及ぼすことがないと判断された場合
口を開けるときに痛みが伴う、口が開かなくなる、食事をする時に顎が鳴るという症状がある場合は、顎関節症かもしれません。原因も人によって異なり、歯ぎしり・頬杖・姿勢が悪い・精神的ストレスなど、様々な可能性が考えられます。
軽度であれば自然に治癒することもありますが、放置してしまうと、突然激痛が走ったり、肩こりや頭痛など全身の健康に影響したりします。悪化してしまう前にご相談ください。
スポーツ時の転倒や事故などで、歯が欠けてしまった・抜けてしまった、顎の骨を骨折してしまった場合は、口腔外科を受診してください。
なんらかの外傷により、歯が抜けてしまった、歯がグラグラしている場合は、迅速な対応が必要です。万が一歯が抜けてしまった場合も、すぐに治療を受ければ きちんと戻る可能性があります。抜けた歯は牛乳に漬けて、乾燥させないようにしてお持ちください。また、このような緊急の場合は、ご来院前に必ずお電話を ください。
軽度の歯ぎしり・噛みしめは、誰でもしていることです。しかし、重度の歯ぎしりは顎や歯に負担がかかってしまうだけでなく、肩こりや睡眠不足の原因にもな ります。歯ぎしりは眠っている間や何かに夢中になっているときに無意識に行ってしまうので、気づきにくく、治りにくいです。家族から指摘された、顎が痛む など、歯ぎしりかなと思う兆候があるようでしたら、早めに専門的な治療を受けましょう。
「口の中にできものがある」「よく口が渇く(ドライマウス)」「歯は痛くないけれど、何か違和感がある」そういったお口全般に関する疾患の治療も行っています。
かみ合わせの不良は、下記のような症状をもたらす場合があります。
患者様が現在抱えている辛い症状は、もしかしたら、かみ合わせが原因かもしれません。かみ合わせのずれは、あごの歪みや顔の歪みだけでなく、首や肩のコリ、背骨や股関節に至る全身の歪みを引き起こし、身体全体のバランスを崩してしまいます。
かみ合わせと一緒に、全身バランスを改善して、お口の健康から全身の健康づくりを意識してみてはいかがでしょうか。
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お待たせすることをできるだけ少なくするため、「予約制」とさせていただいております。お電話にて症状とご都合をお聞かせください。
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